はげ 治療

「AGA治療をした男性は不妊になる」というウワサは、AGA治療の際に出される薬の副作用から、そんな話が出回ってしまっています。しかし、治療を受けるとみんな不妊になってしまうというリスクがあるわけではありません。

 

AGA治療では、薄毛の進行を抑制する効果のあるフィナステリドと、発毛を促進する効果のあるミノキシジルを使用した薬物治療が一般的です。

 

ところが、それぞれに副作用を起こしてしまう可能性もあります。

 

ミノキシジルは血管を拡張し、血流をよくして毛根にしっかりと栄養や酸素が取り入れられるようにする効果があります。

 

しかし、副作用として眠気や頭痛、倦怠感、また皮脂の分泌が多くなることによるニキビや肌荒れ、腕や足、ヒゲの毛が濃くなってしまう多毛症といった症状が見られることがあり、ミノキシジルの使用に関しては不妊に結びつく副作用はありません。

 

一方、フィナステリドは男性ホルモンのテストステロンと頭皮にある5-αリダクターゼが結びついてDHTを生成し、そのDHTが毛根に発毛をやめる指令を出してしまうため、DHTが作られるのを阻害する働きをもっています。

 

そしてこちらも副作用が報告されており、頭痛や腹痛、下痢や眠気胃部不快感、頻尿、そして男性機能の低下(ED)、勃起不全、性欲減退、精子減少などの症状が見られることがあります。こうしたEDや精子減少といった副作用があることから、不妊になるといわれた可能性があるのです。

 

これらの副作用はすべての人に現れるわけではありませんし、服用をやめると改善されることがほとんどです。ですが、ごく少数に後遺症も見られる事もあるので、これから子作りなどを考えている方は使用を控えたり、医師と相談することが大事です。